介護用品を通販で購入する時に気をつけること

平成12年に介護保険制度がスタートして16年が経過しました。各福祉用具を専門に扱うメーカーは実際に利用する方々の満足度を追及する為、日々努力を重ね、介護用品は毎年めまぐるしい進化を遂げています。介護用品全般(介護保険適応品全て・適応外品全て)は、通販で購入することが可能な現代となりました。電動ベッドや移動用昇降リフトなどの大型電気製品から介護用衣類(マジックテープ式シャツや滑り止め付き靴下など)や食事用自助具(麻痺があっても扱いやすい箸やスプーンなど)などの小型のものまで、電話やクリック一つで自宅まで運んでもらえるのです。大変便利な通販ですが、購入する時に気をつけなければならないことがいくつかあります。具体的な例を挙げながら確認していきたいと思います。

購入前に商品の情報を取り入れよく検討する

商品の情報(サイズや重量、使用用途や注意事項など)をよく確認せずに購入してしまうと、ほぼ100%の確率で失敗に終わり、使用せずに放置または廃棄してしまうことになってしまいます。実際に介護用ベッドの搬入に行った際に、ベッドを設置するスペースがなかった。床が重量に耐えかねる構造だったなどの失敗談を耳にすることが時々あります。利用者が右側麻痺なのか、左側麻痺なのかによっても商品の形を変えて購入する必要があります。インターネットを活用する方は、商品説明欄や口コミ情報を熟読し検討しましょう。またカタログ購入する方は、商品説明欄を見ることはもちろんですが、詳しく記載されていない場合もありますので、お住いの地域包括支援センターやケアマネジャー、福祉用具専門相談員などに相談し、購入した方が良いでしょう。

送料や組み立て工賃などの経費にも注意する

介護用品を通販で注文すれば、あとは届くのを待つだけとなりますが、本当にそれで良かったのでしょうか?「思っていた価格より高く請求された」なんてことがあるかもしれません。商品にかかる経費の問題です。自宅に運んでもらうからには、送料が発生する場合があります。重量が増えれば増えるほど、配達距離が長くなるほど送料は高くなりますので、無料なのか有料なのか確認することが大事です。また組み立てが必要な商品かもしれません。自分で組み立てることは困難なものが多いので、組み立て工賃を払って依頼しなくてはならないでしょう。出張してきてくれるため、案外高額になってしまう場合も考えられますので、十分に確認が必要です。2社を比べて商品代はA社よりB社が高いけど、必要な経費はすべて無料の為、トータルではA社の方が高いというようなこともあります。